宮原たけし(高槻・島本選出)日本共産党

赤旗日刊紙|地方特集 府民に寄り添い府政を動かす 2議席から前進、5以上に

大阪府

 大阪では10年続く維新府政の元で府民の暮らし、教育破壊、営業の悪化が進んでいます。日本共産党大阪府議団は府民の苦しみに寄り添って真価を発揮し、府政を動かしてきました。統一地方選では現有2議席からの前進と交渉会派になる5議席以上を目指します。

被災者支援拡充へ奮闘

 「このビラに書いてあることは本当ですか」。府庁の府議団控室に頻繁にこういった電話がかかってきます。ビラは日本共産党府議団が発行した「府政報告」秋季号で、大阪北部地震、台風21号の被災者が受けられる支援の内容などを知らせたものです。
 北部地震では高槻市立小学校のブロック塀の倒壊で女児が犠牲になりました。北部地震と台風21号では国の支援の対象外の一部損壊が12万件にのぼり、被害のほとんどを占めています。予期しなかった修繕費の工面。「なんらかの補助はないか」という声が多く寄せられています。
 宮原たけし、石川たえ両府議は、国会議員団、市町村議員団と連携して4度にわたる政府交渉と4度の府への要望を重ね、被害の実態に見合った被災者支援を要望。被災者支援の拡充を求めるとともに、屋根に残る壊れた瓦も災害ゴミとして処理に公的支援が受けられることや、住宅耐震改修へ国が市町村補助の半分を負担することなどを国と確認しました。
 9月府議会では国との交渉を力に論戦に挑みました。
 宮原府議は、一部損壊の住宅改修へ府独自の支援を要求。松井一郎知事はそれには背を向けましたが、一方で、高槻市に適用される被災者生活再建支援法と同水準の支援を府として府内の市町村に行うための補正予算が可決されました。宮原府議が求めていたもので、対象は極めて限定されていますが府民の要求が一歩前進しました。
 石川議員は「災害並みの暑さ」といわれるなかで、小中高校の教室と、災害時に避難所にもなる体育館へのエアコン設置を国の臨時交付金を活用して早急に進めるよう要求。松井知事は府立高校と支援学校の体育館について「できるだけ早いうちに整えたい」と述べました。

貧困から子どもを守る

 大阪府が2016年に実施した調査では子どもの貧困率は14.9%で全国2番目に高く、子どもの貧困対策が急がれています。
 子どもの貧困問題を府議会で初めて全面的に取り上げたのは石川議員です(16年10月)。育ち盛りに食事すらまともにとれない子どもたちの実態を告発。生徒全員が食べられる中学校給食など、子どもの貧困対策を具体的に提案しました。これがきっかけとなり府は今年度、子ども貧困緊急対策補助金(3億円)を創設しました。
 今年の2月議会では石川議員が提案した無料低額診療制度を就学援助の案内時に周知することが実現しました。
 高齢者の貧困も深刻です。大阪府は08年度〜16年度の高齢者の所得の減少が全国平均より大きく、国保料が加入者の所得に占める割合は17.1%(16年度)にもなっています。
 ことし4月からの国保の都道府県化で維新府政は全国に先駆けて保険料の府内一本化、法定外繰り入れと市町村の独自減免の解消を打ち出しました。宮原議員は、多くの市町村で今でも高い国保料が大幅値上げとなり、高齢者に追い打ちをかけると指摘。今年度からの一本化を断念させました。しかし府は、6年かけて法定外繰り入れを解消し、保険料を一本化する方針です。

「森友」・カジノを追及

 森友疑惑は「教育勅語」を教育の根本に据える小学校の設置認可が府私学審議会でゴリ押しされたことが発端です。石川、宮原両議員は松井知事の関与疑惑、小学校建設業者からの大阪維新の会への政治献金など疑惑を徹底追及。百条委員会設置を求めましたが、維新・公明が拒否しています。
 府民の暮らしそっちのけで維新府政が熱中しているのが大阪湾の人工島「夢島(ゆめしま)」へのカジノ誘致です。
 宮原議員はギャンブル依存症や「夢洲」の安全性の問題、経済効率の欺瞞(ぎまん)、誘致に伴う鉄道などの大型開発など多くの問題点を追及。万博の大阪開催について「万博の理念には賛同するが予定地が夢洲であり、カジノとセット、大型開発と巨額の府民負担など問題は山積みで見直しが必要」と主張しています。

発言の回数は群を抜く

 松井知事は台風21号が甚大な被害をもたらしていても万博誘致のために欧州を外遊。「身を切る改革」と言いながら自身の給与は増額し、大阪維新の会府議団は政務活動費を使って毎年度末に「視察」名目の海外旅行に出かけています。
 子ども医療費助成への府補助分はいまだに小学校入学前までで、少人数学級も府独自には実施せず、チャレンジテストなど子どもと学校をいっそう競争に追い立てています。ものづくり支援予算はこの10年間で4分の1、商店街など小売業振興予算は25分の1に減っています。
 前回当選後、宮原議員と石川議員の発言回数はともに群を抜いています。議席が前進すれば府民の声をいっそう届けられ、不正を変えることができます。

左から宮原たけし、石川たえ両府議